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内分泌内科・甲状腺

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内分泌内科

内分泌内科

内分泌内科では、ホルモン異常によって起こる病気に対して専門的な診断と治療を行っています。特に、甲状腺疾患が比較的多くみられますが、そのほとんどは良性の甲状腺腫です。甲状腺ホルモンが過剰になると、心房細動や頻脈などの不整脈・狭心症・脳梗塞といった循環器疾患の発症リスクが高くなります。
甲状腺疾患では、たくさん食べているのに体重が減少している、動悸や手の震え、下痢が続く、汗がよく出る、生理不順などの症状がみられます。

内分泌疾患

内分泌疾患は、大きく3つに分類されます。代表的な疾患と症状については、以下の通りです。

① ホルモンの過剰によるもの

代表的な疾患

  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
  • 褐色細胞腫
  • クッシング病
  • 末端肥大症

主な病状

  • 動悸
  • 息切れ
  • 手の震え
  • 生理不順
  • 発汗多過
  • 眼球突出

など

② ホルモンが不足している

代表的な疾患

  • 甲状腺機能低下症
  • 副腎不全
  • アジソン病
  • 下垂体機能低下症

甲状腺機能低下症の症状

  • 全身倦怠感
  • 無気力
  • 皮膚の乾燥
  • 発汗減少
  • 便秘
  • 声枯れ
  • 聴力低下
  • 体重の増加
  • 脱毛

副腎不全の症状

  • 倦怠感
  • 食塩渇望
  • 腹痛
  • 筋肉や関節の痛み
  • 低血圧
  • 皮膚色素沈着

など

③ ホルモンの数値は正常だが、内分泌臓器に腫瘍がある

代表的な疾患

  • 甲状腺腫
  • 副腎腫瘍
  • 下垂体腫瘍

甲状腺腫の症状

  • 自覚症状があまりない
  • 健診で甲状腺の腫れを指摘される

副腎腫瘍の症状

  • 自覚症状があまりない
  • CTやMRIで偶然発見される

など

このような内分泌疾患は、適切な診断と正確な治療方針を立てることが大切です。病状によっては経過観察のみで十分なケースもあります。